熱中症注意!無理せず冷房を活用して下さい!

「温度を下げる」か「湿度を下げる」

夏に強いはずの人類といえども、高温多湿な湿球温度が高い気候は厳しいです。

放射・対流などの乾性放熱を増やすためには「乾球温度を下げる」こと、発汗による湿式放熱を増やすためには「湿度を下げる」ことが必要です。

少なくともどちらかができなければ、放熱手段は八方ふさがりとなります。


エアコン以外の様々な冷房手段が提案されてはいますが、正直なところ、温度と湿度をキチンと下げることができる経済的な機器は、エアコンをおいて他にはありません。

日本の気候の厳しさを直視して、毛嫌いせずにエアコンを有効に省エネに利用する方法を考えたましょう。


高齢者は熱中症のリスクを忘れずに

温度・湿度の調整は、単に快適か不快かの問題ではありません。

2014年の夏に救急車によって搬送された熱中症患者は、全国で男女合わせて1万人以上に及んでいます。

最高気温の上昇とともに人数は増加し、患者の33%は住宅内で発生しているのです。


2022年度は熱中症で、1週間で1万4,353人が救急搬送

熱中症により2022年7月3日までの1週間、全国で1万4,353人が救急搬送されたことが7月5日、総務省消防庁の速報値から判明しています。

前週(6月20日~26日)比の約3.2倍に急増し、1週間の搬送人数としては、5月以降の1週間として最多となっています。

梅雨明け直後は、多くの人が十分に暑さに慣れていない状況のため、特に熱中症発生リスクが高くなります。

それに加え2022年は6月下旬から異例の猛暑の影響もあり、2010年以降の6月の救急搬送者数としては初めて1万人を超えました。

総務省消防庁では、小まめな水分補給や休息等、熱中症対策の徹底を呼びかけています。


特に高齢者は、体の温熱感が鈍くなっており、また発汗能力が低下している場合もあるので危険です。

室温の上昇に気付かないまま倒れるケースも相次いでいます。


むやみにエアコンを危険視する風潮は、こうした健康や命のリスクを犯しているので、ヒートアイランド現象や地球温暖化により近年の気温は上昇傾向にあるとされ、夏の暑さはさらに厳しくなる可能性が高いです。

日本の夏の手強さを再認識し、必要と感じた時には無理せずエアコンをつけることをお忘れなく。


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