エアコンはつけっぱなしがお得?
「電気代を節約するために、なるべくエアコンを使わずに過ごしたい」
そう思っていても、いまは真夏・真冬にエアコンを全く使わない生活は難しい時代となってきました。
節約のために、下記のような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?
外出時だけエアコンを消したいけど、つけっぱなしとどっちが節電になる?
短時間の外出なら、エアコンはつけっぱなしでも大丈夫?
そこで今回は「エアコンはこまめに消したほうが良いのか、つけっぱなしが良いのか」見て行きましょう。
エアコンはつけっぱなしのほうが節電になりやすい
エアコンは起動時に多くの電力を消費します。
こまめに消したり、つけたりを繰り返していると、起動する度に多くの電力を消費する回数が多くなることがわかります。
そのため、エアコンをつけっぱなしにして初回の起動回数が少ないほうが、電気代が安くなるといえます。
なぜなら、外気温とエアコンの設定温度との差が大きく、起動時の消費電力量が多いからです。下記のグラフを見てみましょう。
※引用元:DAIKIN「”つけっぱなしがお得”という説は本当なのか検証せよ!」
エアコンを消して再び部屋を暖めたり、冷やし直すには電力を多く使うことがあります。
そのため、短い時間の外出(例えば10〜20分程度や1時間以内)であれば、消さないほうが良いでしょう。
一方、2時間や3時間など1時間以上外出するのであれば、一度エアコンを消し、帰宅後にエアコンのスイッチを入れたほうが電気代はかかりづらくなります。
エアコンは部屋が設定温度になるまでに電力を多く消費するので、設定温度に達した後(安定運転)は、そこまで多くの電力を必要としません。
下記の表を参考にみてみましょう。
エアコン起動後、設定温度に達するまでに多くの電力を消費しています。
また、設定温度に達したあとの電力は一定で負荷が少ないです。
そのため、数分の外出後にエアコンをつけると、消費電力の山が増えるので電気代がかかってしまうことが予想できます。
いかがでしたでしょうか?
エアコンは起動時に多くの電力を消費するので、数分や1時間以内の外出時はつけっぱなしの方が電気代が上がることは少ないです。
しかし、3時間や半日など長時間外出する場合はエアコンを消すようにしましょう。
電気代がかかる真夏や真冬。
少しでも電気代が節約できるように、外出時もエアコンをうまく使っていきたいですね!
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