お引越の際のエアコン設置について
皆さんはお引越の際にエアコン位置を注意して確認していますか?
間取りによっては希望の位置に設置出来ないなんてことも、、、
早速見て行きましょう!
一般的なエアコン設置条件
エアコンは、設置するための条件が細かく決められています。
エアコンの取り付け事業者に依頼しても、設置条件を満たしていないと取り付けてもらえません。
機種ごとにエアコンの設置条件が異なるので、エアコンの取り付け位置を決めたりエアコンを購入する際は、設置予定の場所にエアコンが取り付けられるかを確認する必要があります。
エアコン室内機の取り付け位置を決める際には、機種ごとの設置条件を満たしているか確認しましょう。
◎天井・壁との距離が50mm以上ある
◎エアコン専用コンセントの近く
◎配管穴より高い位置
◎床から2.4m以内
◎火災報知機から1.5m以上離れている
室外機にも、室内機と同じように細かい設置条件が決められています。
◎前方や上方に障害物がない
◎背面の壁や左右の幅を十分にとる
◎安定した場所
◎直射日光が当たらない、風通しの良い場所
◎振動や音が響きにくい場所
よくある3つのトラブル!設置できない要因
エアコン取り付け当日に、エアコンが設置できないと判明するトラブルは多いようです。
エアコンの設置予定の場所に取り付けられるか不安な場合は、エアコンを購入したり取り付け工事を依頼する前に販売店や工事事業者に相談が必要です。
取り付け位置に対してエアコンが大きすぎる
エアコンの配管を通す穴があり、そこにエアコンを設置する場合は、取り付け位置のスペースに対してエアコンが大きすぎるトラブルが多いです。
エアコンを新たに購入する場合は、取り付け予定のスペースに収まる機種を選びましょう。
既にエアコンを持っている場合、配管の穴をふさいで新たに穴を開けることも検討しましょう。
一般的に、エアコンの高さと上下に5cm程度のスペースが必要です。
カーテンレールの形状によってはエアコンの設置により広いスペースが必要なこともあるので、取り付け工事を依頼する際にはエアコンの機種と設置予定位置の高さや幅を伝えておきましょう。
ドアとぶつかる
クローゼットやドアとぶつかる。エアコンの取り付け場所の近くに部屋のドアやクローゼットがある場合は、ドアを全開にした時にエアコンとぶつからないか確認しましょう。
ぶつかる場合は、エアコンの設置位置を変更するか、ぶつかるのを防ぐための戸当たりを設置する方法もあります。
配管を通す穴が開けられない
エアコンの配管を通す穴がなくても、エアコン取り付けの際に穴を開けてもらえます。
ただし、建物の強度を損なう恐れのある場合や、マンションの管理組合の許可がない場合は壁に穴を開けられないことがあります。
穴を開ける場所が家の構造に影響ないか、穴を開けられる壁の材質か、マンションの場合は管理会社の許可があるかを確認しましょう。
マンションの管理組合や貸主の許可がない場合
マンションなど集合住宅の場合、持ち家か賃貸かに関係なく、管理会社の許可がないと壁に穴を開けられないことがあります。
エアコンの取り付け場所付近に穴を開ける必要がある場合、事前に管理会社に確認しましょう。
賃貸の場合は、貸主の許可がないと壁に穴を開けられません。
エアコンの設置前に貸主に許可をとり、管理会社など他に許可を取るべき相手がいるかも確認しましょう。念のために部屋の設計図ももらっておくと安心です。
エアコン効率が良くなる設置場所
部屋の広さに合った機種を設置
部屋の広さに合った性能のエアコンを設置しましょう。
部屋の広さとエアコンの能力が合っていないと、エアコン本来の性能が発揮できず、運転効率が悪くなります。エアコンごとに対応する部屋の広さが設定されているので、エアコンを購入する際に確認しましょう。
長方形の部屋の場合は短辺の壁に室内機を取り付けると、エアコンから出た風が部屋全体に素早く行き渡ります。エアコンの風は、前方に向かって吹き出し、横方向にはあまり広がりません。
正方形に近い部屋の場合は、壁の中央にエアコンを設置すると、エアコンの稼働効率が良くなります。
最後に
室内機と室外機を近くに設置すると、両者をつなぐ配管が短くできるので、エアコンの運転効率が良くなります。
室内機と室外機は空気を送り合うことで、室内に冷暖房のための空気を届けます。そのため、室内機と室外機の距離が遠いと、空気を送る配管も長くなり、温度調節した配管内部の空気が外気の変化を受け、運転効率が悪くなります。
業務用エアコンも同様ですが、
新規にエアコンを設置する際は、注意してみて下さい。
基本的には最初から設置されている住宅が多いです。
状況に合わせて変更して行きましょう!
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