黄砂エアコンのへの影響
黄砂エアコン影響
PM2.5や黄砂が外気に漂う季節…。この季節にエアコンをつけても大丈夫なのでしょうか?
「エアコンをつけると外の空気が室内に入ってくるから、PM2.5や黄砂が心配…」と、そんな心配も出てきますよね。でも大丈夫です!エアコンをつけても外気は室内に入ってきません!
黄砂やPM2.5が外気にあってもエアコンをつけても大丈夫なのでしょうか?
この質問にお答えするためには、まずは簡単な『エアコンの仕組み』を理解する必要があります。簡単に学んでみましょう。
エアコンで部屋が涼しくなる理由は、『部屋の熱い空気だけを外に放出している』からです。だからエアコンって外の空気を取り込んではいないんですね。
部屋の外にある室外機からはすごく熱い空気が出てきます。
ちなみに、部屋の中にある室内機のことをエアコンだと思っている人がいますが、そうではありません。エアコンとは部屋の中にある室内機と、部屋の外にある室外機を合わせてエアコンといいます。
で、もう少し詳しくいうと、エアコンの中にある熱交換器というものが部屋の熱を交換してくれています。
換気機能があるエアコンは要注意です。
先ほど見てきたように、エアコンは外気を取り入れずに、家の中の空気の温度を室内機と室外機を駆使して変えていくものでした。
だから外気は取り込まれないので、PM2.5や黄砂の心配はいりません。
しかし、少し高級なエアコンや、換気機能というものが付いているのもあります。
一般のエアコンでは、換気機能が付いていても、室内の空気を外に出すのみなので問題はないのですが、外気を取り入れ換気するエアコンもあります。
室内での対策、洗濯と掃除の注意点
黄砂が多い日は、室内にこもるのが一番の対策です。窓を閉め、空気清浄機を使用しましょう。特に、PM2.5に対応した高性能な空気清浄機が効果的です。また、締め切った部屋では湿度がこもりやすくなります。除湿機能の付いた空気清浄機や、除湿器の併用で、快適な湿度に保つことができます。
この頃ピークを迎える、ヒノキ花粉と、黄砂・PM2.5がくっつき破裂する【花粉爆発】にも注意が必要です。
窓を開けることで、黄砂を取り込んでしまうため、室内での洗濯や掃除を行うことが望ましいです。
洗濯物は部屋干しがおすすめです。衣類乾燥機能付き除湿機があれば、洗濯物に送風しながら除湿も行うため、効率よく乾燥ができます。
また、外出時には、洋服や靴、バッグなどに黄砂が付着している可能性があるため、帰宅後は玄関に置いた空気清浄機で黄砂を払い落とし、屋内に持ち込まない工夫をするとよいでしょう。
屋内に持ち込んで、床に落ちた黄砂は、小まめに掃除機をかけて取り除きましょう。
屋外の対策、洗車の注意点
外出する際は、マスクを着用することが大切です。黄砂は目や鼻、喉に刺激を与えるため、マスクはその影響を軽減することができます。
また、サングラスや帽子なども効果的です。これらを着用することで、目や髪の毛に黄砂が付着するのを防ぐことができます。
ガードをしていても、肌は気づかないうちにダメージを受けています。
いつもよりカサカサ、ヒリヒリ…とお肌の異常を感じるようになったら、ケアをすると良いでしょう。
黄砂はザラザラしているため、車に付着すると、塗装が擦れて傷をつける要因となります。傷をつけずに黄砂を落とすには、直接タオルで拭くよりも、高圧洗浄機で水洗いをすることをお勧めします。
黄砂を綺麗に洗い流した後に、シャンプー洗車やコーティングをすることで、汚れや傷の防止につながります。
毎年のことで大変ですが、
なるべく黄砂を取り込まないように気を付けて、健康への影響を最小限に抑えましょう。
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