コロナ禍における映画館の空調設備について

20分後には空気が全て入れ替わることを実証


新型コロナウイルスの感染拡大により、全国の映画館は4月から長期の休業を余儀なくされ、多くの新作映画は公開延期となりました。


映画興行では、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」で示されたガイドラインに基づき、全興連が業界独自のガイドラインを策定。業界全体が一丸となって感染防止策に努めています。


映画館は、これまでも興行場法に基づいた館内空調の常時換気を行うことを徹底していましたが、映画館に対するアンケート調査によれば、「映画館が危ないと感じる理由」として換気に対する疑念が多く見受けられていました。


そのため、来場者の不安を取り除き「映画館は密閉空間ではない」ということを実証すべく、専門家の指導のもと劇場内の空気の流れを可視化する実験が行われました。


実験では映画館内(客席数352席)にスモークを充満させ、完全に消えるまで何分かかるかを検証。

噴射開始後、場内に充満したスモークはスクリーン下の排気口から徐々に排出され、20分後にはほぼ全てのスモークが消え、新しい空気に入れ変わる結果となりました。


https://www.google.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/news/20200731/13/


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